はじめに

Osaka Sound LeAfは2009年10月1日に
発足した社会人アカペラサークルです

「Sound LeAf」とは
「音の葉」のことです

メッセージを何か伝えたいとき、人は言葉を使って自分や相手を表現しますが、私たちは音や声を使って人にメッセージを伝えます。

その表現の方法のイメージをダイレクトに表した名前こそが、"Sound LeAf"であり、同時に葉の一枚一枚が、所属メンバーの個性を表現しています。

LeAfのAは、アカペラ(A Cappella)の頭文字とし、アカペラで自分を表現することの宣言でもあります。

音の葉達が、いつでも集うことのできる場所を作り、大きくしていくことが、私たちの目指すアカペラワークショップです。

私たちは
「アカペラワークショップ」です

ワークショップとは、研究会・勉強会のことです。

日本では昔から、演劇研究会のことのみをワークショップと名乗ってきましたが、近年は多岐に及ぶジャンルで、ワークショップが多数存在しています。サークルではありませんから、趣味ではありません。一緒にいるメンバーから学ぶ姿勢、これを常に保ち続けながら、私達は日々活動をしています。

「やりたい」人に「できる」場を

Sound LeAfは社会人を中心とした団体です。社会では仕事の都合や家庭の事情、その他諸々の理由で、やりたいことを断念している人は決して少なくありません。

そんな人たちに「本当にやりたいことをやるのに必要なのは、自分の気持ちだけ」ということを証明するため、Sound LeAfを社会人の活動モデルとして作っていきます。

全てに必要なのは自分の心ひとつです。やりたいのにできないことで悩んでいる人たちに対して、私たちはアカペラを通してメッセージを伝えます。


システム

OSLのちょっと変わった活動システム

アカペラを団体で行うことの意味

アカペラを始めるとなると、「バンドを組み、少人数で活動」といったスタイルをイメージすると思います。現に多くのアカペラーは、どこかのバンドに所属し、時には掛け持ちをしながら活動しています。

ところが社会人にもなると、個人や勤務先の事情により、やむなく移動や引越をせざるをえなくなったり、その他諸々で長期に渡って自分のやりたいことを続けることが難しくなってきます。そのような状態を打破すべく、Sound LeAfではアカペラを少人数のバンド単位で行うのではなく、大人数を抱えても活動できるスタイルを生み出そうとしました。

全ては、所属メンバーが長きにわたってアカペラを愛し続けられるように考えだしたものなのです。

よりシステマティックな活動を

Sound LeAfは主に土日祝祭日を使用して活動を行っています。

当然活動できる時間は限られてくるので、より綿密かつ連携した活動が必要です。

その為、Sound LeAfでは活動組織図を立ち上げ、連携した取り組みができるような活動システム構築を進めています。

インターネットや、グループウェア、メーリングリストなどを駆使し、離れた相手でもとなりで話しているような密接間を重要視する。

Sound LeAfでは「全員がキャストであり、スタッフ」なのです。

バンドを組み替える新しいスタイル

大学をはじめとする他のアカペラサークルでは、入会するとどこかのバンドに所属します。欠員時は新たにメンバーを募集するなどを行い、多くの場合、大掛かりにバンドが切り替わることはありません。

ところがSound LeAfでは、定期的に所属メンバー全員で大規模なバンドシャッフルを行います。

どのメンバーと一緒になっても、すぐに歌うことができるように。

本番直前になって急に体調を崩しても、他のメンバーがすぐに手伝うことができるように。

同じ団体に所属しているのに名前も知らないというような、レスコミュニケーションがないように。

このシャッフルにより、Sound LeAfの所属メンバーは「誰とでもすぐ歌えて、ひとりの例外もなく仲が良い」というステータスを保っているのです。

全員が主役になることを目指して

Sound LeAfでは、オーディションなどの人選は行っていません。したがって、かつてアカペラを経験した人、少ししかやっていない人、まったく未経験の人、音楽自体をあまりやっていない人、さまざまな人がやってきます。

そんな「経験によるレベルの優劣」を差を少しでも減らすため、Sound LeAfでは、「初心者は、全員で教えあう」というスタイルを維持しています。時にはバンドのなかで、時には全体練習の中で経験者が中心となり、先輩メンバーがサポートをしながら。

Sound LeAfでは、みんなが主役になれる力を持つ為に、日々活動に取り組んでいます。

Sound LeAfでは「全員がキャストであり、スタッフ」なのです。

社会人アカペラの新しい活動モデル

社会人団体は多岐にわたる職種が集まる絶好の場所です。

人から他の世界の様子を聞き、自らの視野、視点の拡大を、また時には、親兄弟よりも、古い付き合いの友人たちとも違った安心感がある場所を求めて。

Sound LeAfは、日々人生の充実を目指しているのです。